郵便局の闇について。
前々から、年賀のノルマ、自爆営業など郵便局のノルマは大変なんだろうなって思ってました。
今回、郵便局の闇が明るみに出ました!!
かんぽ生命と郵便局
2007年10月に郵政民営化がありました。
なんやかんやあって…現在、日本郵政グループはこんな感じです。
郵便局では、かんぽ生命の代わりに保険を販売しています。
その代わりに、かんぽ生命は委託手数料を郵便局へ支払っています。
かんぽ生命がお客さまを騙した!?
先日、かんぽ生命と日本郵便の両社長が会見を開きました。
なぜ、会見を開いたかというと…
お客さまを騙して、保険の販売をしたから。。
保険で騙すってどうゆうこと…という方のために分かりやすいサイトを引用します。
主に三つのパターンがあります。
▼まず、顧客に保険料を二重に払わせていたケース。どういうものかというと、
たとえば、顧客が保険を乗り換える場合、
普通だと、まず、新たな保険に加入してから
古い保険をただちに解約する、というのが一般的です。しかし、なぜか、新たな保険に入っても
古い保険を、解約せず、半年以上も解約を先に延ばして
その間、保険料を二重に払っているケースが多数見つかった。
なぜ、こんなことするかというと、
大きな背景にあるとみられるのが、
厳しいノルマ営業と、それを補完するための手当の存在です。この手当は、郵便局員が新規の契約を獲得したときに
報償金としてもらえる仕組みです。
古い保険をすぐに解約すると、
単に契約を乗り換えただけ、とみなされ、手当は半分しかもらえません。
しかし、新しい契約を結んだ後も、古い契約が一定期間続いていていれば、
(具体的には6か月を超えていれば)それだけ、単純に保険の数は増えるし、保険料もたくさん入りますので、手当が満額に増える、というわけです▼二つ目のパターンは、なぜか保険に全く入っていない、
無保険の期間がつくられていたケースです。こちらの場合は、古い保険を解約した後、
その3か月以内に新たな保険に入ると
やはり単なる乗り換えと同じ、とみなされて、手当が半分しか出ません。
そこで、もっと間をあけて、具体的には4か月以上、間が空いていれば、
新規の契約とみなされて、手当が満額もらえる。
これが、無保険の期間ができた背景にあるのではと、みられているわけです。【 無保険の期間のうちに、もしものことがあったら? 】
そこが問題で、この期間は保険に入っていませんので、
何の保障も受けれられません。
これでは、何のためにそれまで長い間、保険に入っていたのか、
ということになってしまいます。
大きな問題だと思います。▼そして三つ目のパターンですが、
今説明した、二つ目のケースは、無保険の期間はありましたが、
その後は、チャンと新しい保険に入っているわけです。
しかし、新しい保険に入れずに、
まったく無保険になったまま、というケースがある。
これが三つ目です。健康状態が悪化したため、
新しい保険の審査に通らず、入れなかったというようなケースです。
手当ほしさや営業ノルマ達成のために、お客さまを騙したのです。
その原因をみていきましょう。
原因
原因には2つあります。
手当がほしい
上記引用をみても、新規の契約でないと満額手当がもらえません。
民営化してからかんぽ生命では、新しい保険、新しい特約を販売をしてきました。
お客様の生活に合せた保険をおすすめしてくれればいいのに…
自分の実績や手当の欲しさに、、、
二重に保険料を支払う、無保険の期間など、
自分の実績や手当の欲しさにずるいことをしてしまったのでしょう。
お客さまは郵便局というブランドを信頼しています。
残念です。
ノルマ達成のため
なぜ、お客様を騙してノルマを達成しなければいけないのでしょうか。
郵便局は民営化して、営業の会社になっていると思います。
どこの会社もそうですが、売上がないとお店を続けることができません。
お客さまを騙してまで、ノルマは必要なのでしょうか?
ノルマ達成しないと…
・上司からの暴言(パワハラだ…)
・未達成者のみの研修(かなり追込まれるらしい)
・残業や土日出勤
などの罰ゲームがあるようです。
上司からの圧力が原因でした。
これからの動き
これからの「かんぽ生命」の動きは…
日本郵政株式会社(東京都千代田区、取締役兼代表執行役社長 長門正貢、以下「日本郵政」)、日本郵便株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 横山邦男、以下「日本郵便」)および株式会社かんぽ生命保険(東京都千代田区、取締役兼代表執行役社長 植平光彦、以下「かんぽ生命」)は、お客さまからの信頼の回復に向け、郵便局等において、当面以下によりご対応させていただきます。皆さまにご心配とご迷惑をおかけしており、深くお詫び申し上げるとともに、信頼の回復に全力で取り組んでまいります。
〇 当面の間(7~8月)は、お客さまからのお問い合わせ、ご訪問依頼に最優先で対応させていただきます。
また、お問い合わせ等のないお客さまに対しても、ご心配をおかけしたことをお詫び申し上げるとともに、今後ご通知等を通じてご契約内容の確認等を行わせていただきます。〇 これらの活動を優先させていただくために、当面の間(7~8月)は郵便局・かんぽ生命支店から積極的なかんぽ商品のご提案は控えさせていただきます。
〇 なお、全国の郵便局・かんぽ生命支店は通常通り業務を行い、郵便局においては、郵便・貯金はもとより保険についても保険金のお支払いや各種手続きなどは行います。
〇 お客さまからご契約のご加入のお申し出があった場合には、商品内容を丁寧にご説明させていただき、ご意向に沿ったかんぽ商品のお申込みを受けさせていただきます。
〇 日本郵政、日本郵便及びかんぽ生命は、郵便局ネットワークを通じて、郵便・貯金・保険のユニバーサルサービスを提供しながら、お客さまの人生をサポートする存在であり続けるために「真にお客さま本位を貫く」ということを徹底してまいります。
ご不明な点は、0120-552-950(かんぽ生命コールセンター)までお問合せ頂きますようお願い申し上げます。
と、今回の事件を優先的に対応するようです。
まとめ
膨大な量の、保険内容の確認です。
対象のお客さまへ、説明、対処を素早くすすめてもらいたいです。
自分かもしれないと不安になっている人をまずは郵便局の窓口へ相談に行きましょう。