エアコンがいらない気温になってきましたね。
とても過ごしやすいです。
今回は使いやすい切手を紹介していきます。
2021年10月発売の切手
10月に発売の切手『海洋研究開発機構創立50周年』と『自然の風景シリーズ 第1集』を紹介します。
使いやすいサイズ、題材の切手になっています。
デザインもシンプルに見えるかつ、封筒に貼ると映える切手になっています。
海洋研究開発機構創立50周年
国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)が 2021 年に創立 50 年を迎えます。
2021年10月に記念切手「海洋研究開発機構創立 50 周年」が発売になります。
海洋研究開発機構(JAMSTEC)は 1971 年に我が国の海洋科学技術研究開発の中核的機関として設立されました。
これまで海洋科学技術の水準の向上を図るべく基盤的研究開発などを行ってきました。
今までは、広く過酷な海洋・深海を調査するため、人が海に潜って調査するための飽和潜水技術に始まり、
音波で海底を調べる水中音響の技術、有人潜水調査船、無人探査機、深海のその先へと海底を掘削する技術などを
開発してきました。さらにこれら最先端の技術を駆使して、地球システムの謎を解き明かすため、
海洋学、地球科学、生物学、微生物学などの多様な研究分野において先進的な成果を生み出しているすごい機関です。
発売日 | 2021年 10月1日(金) |
価格 | 840円 |
種類 | シールタイプ |
販売場所 | ・全国の郵便局など ・「郵便局のネットショップ」 ・銀座郵便局での郵便振替による通信販売 |
デザイン84円切手(840円)
富士山からの海の中。
海洋研究開発機構(JAMSTEC)の保有している研究船・探査機などとが海中の中にいます。
上から順番に…
海洋調査船「なつしま」・深海潜水調査船支援母船「よこすか」
「なつしま」は、1981 年に有人潜水調査船「しんかい 2000」の支援母船として作られ運用を開始しました。
2004 年の「しんかい 2000」退役した後は海洋調査船として南海トラフの地震・津波観測監視システム DONET の
構築などに大きく貢献しました。
「よこすか」は 1990 年に運用を開始して以来、有人潜水調査船「しんかい 6500」の母船として現在も活躍しています。
地球深部探査船「ちきゅう」
2005 年 7 月に完成した世界最高レベルの科学掘削船です。
2012 年 4 月には宮城県牡鹿半島沖にて「東北地方太平洋沖地震調査掘削」を行い、
巨大地震と津波を引き起こした断層を含む地質試料の採取と温度計測に成功しました。
その後、採取した試料の分析・研究によってこの巨大地震・津波発生メカニズムを明らかにしました。
地球・生命科学の国際プログラムの主力船として現在も活躍しています。
有人潜水調査船「しんかい 2000」
「しんかい 2000」は、水深 2,000m まで潜航できる有人潜水調査船です。
日本初の本格的な深海の有人潜水調査船として 1981 年に完成し、日本周辺を中心にさまざまな海域に潜航して、
相模湾・初島沖での化学合成を行うシロウリガイのコロニーの発見や、沖縄トラフでの熱水噴出現象の発見など、
日本の深海研究の進展に大きく貢献してきました。
2002 年 11 月 11 日に、1,411回の潜航を無事終えた後に運用を休止し、
現在は新江ノ島水族館にて静態保存され、常設展示されています。
自律型無人探査機「じんべい」・自律型無人探査機「ゆめいるか」
「じんべい」と「ゆめいるか」は科学的な目的で深海の環境を調査するために開発された自律型無人探査機です。
安定した姿勢で海底に近づき、より精密な地形調査を行います。
人間を乗せることはできませんが、あらかじめプログラムした目標ルートを自動で調査することができます。
有人潜水調査船「しんかい 6500」
「しんかい 6500」は、研究者を乗せて水深 6,500m まで潜ることができる潜水調査船です。
1989年に完成し、推進器の追加による操縦・運動性能の向上や、2 名体制だったパイロットをワンマン化して
観察者定員を増やすといった改良を重ねながら、これまで 1500 回以上の潜航を行ってきました。
伊豆・小笠原海溝周辺の鳥島海山において世界で 2 例目となる鯨骨生物群集を発見したり、
日本海溝の水深 5,350m に潜航し巨大地震の影響と思われる大きな亀裂を発見したりと、深海調査で大きく活躍しています。
自然の風景シリーズ 第1集
日本各地の美しい景観や自然現象による絶景などを題材にした「自然の風景シリーズ 第 1 集」が発売になります。
発売日 | 2021年 10月13日(水) |
価格 | 840円 |
種類 | シールタイプ |
販売場所 | ・全国の郵便局など ・「郵便局のネットショップ」 ・銀座郵便局での郵便振替による通信販売 |
デザイン84円切手(840円)
行きたくなるような綺麗な日本の風景が切手になっています。
上から順番に…
(1)小入峠より望む雲海と紅葉(滋賀県)
(2)枝折峠より望む滝雲(新潟県)
(3)仙石原のススキ(神奈川県)
(4)浜離宮恩賜庭園のコスモス(東京都)
(5)鍋ヶ滝の水のカーテン(熊本県)
(6)中禅寺湖千手ヶ浜(栃木県)
(7)川面に映る香嵐渓の紅葉(愛知県)
(8)浄土ヶ浜の奇岩(岩手県)
(9)宿毛湾に沈む夕日(高知県)
(10)冬の松島の夜明け(宮城県)
余白:美瑛町の紅葉(北海道)
まとめ
今回は63円切手の発売はありません。
84円切手のシールタイプになります。
イラスト、風景の切手になっているので、自分の好みのものがあるかもしれません。
ぜひ、郵便局でチェックしてください。