前回、郵便局で販売する年賀はがきを紹介しました。
今回は当選賞品や番号を紹介します。
年賀賞品
年賀状も楽しみですが、年賀状の当選結果も楽しみですよね。
そもそも年賀賞品っていつから始まったんでしょうか。
ウィキペディアに詳しく記載があったので引用します。
お年玉くじの付いた年賀専用はがきのアイデアは一民間人が考案したもので、当時の郵政大臣などに何度も直談判して採用してもらったものだという。
1949年、当時京都在住で大阪にて洋品雑貨の会社を営む林正治[注 11](1909年 – 1990年3月20日)が、「終戦直後で通信手段が十分でなかったこの時代にせめて年賀状が復活すれば、差出人・受取人ともに消息が分かり合えるであろう」と考えついたのがきっかけである。この年賀状にお年玉くじを付ければ皆が買ってくれる、更に寄付金も付ければ社会福祉にも役立つと考え大阪の郵便局で郵政大臣への紹介状を書いてもらい、上京して郵政大臣などと面会した。
林は自前で見本となるはがきや宣伝用ポスターを作成し、更には具体的に景品まで考えてプレゼンを行ったという。だが前例のないものであり、戦後の混乱期でもあったので「時期尚早」とあっさり却下された。それでも林は諦めず粘り強く交渉を続けた結果、同年暮れに正式に採用された。この頃の賞品は特等・ミシン、1等・純毛洋服地、2等・学童用グラブ、3等・学童用コウモリ傘だった。ただし林の息子である林みのるによれば、初年度はさほど売れ行きが伸びず売れ残りが相当数出たため、林は次年度以降の発売がなくなることを恐れ、所有していた土地を売り払ってまで売れ残ったハガキを買い占めたという[19]。
お年玉付郵便はがきは現在まで続く大ロングセラーとなったことで大いに感謝された林は、その後郵政審議会の専門委員を務めた(ただし実際の審議には一度も出席しなかった[19])。一方で林のもとには「お前のせいで年末年始が忙しくて休みも取れない」という郵便局員の苦情や、しまいには脅迫状も届いたという[19]。
この成功を受けて、1950年から発行されていた「暑中見舞用郵便葉書」を1986年よりくじ付きとし、夏のおたより郵便葉書「かもめ〜る」(暑中・残暑見舞いはがき)として販売開始。更に1987年には春の絵柄付郵便はがき「さくらめーる」(2月発売)、秋の絵柄付郵便葉書「もみじめーる」(8月発売)も登場したが(いずれも発売初期のみくじ有り)、さくらめーる・もみじめーるは2002年、かもめ〜るも2020年[20]をもって販売を終了している。
始まりは、終戦して大切な人や親戚の無事を確認したいとの気持ちがあってのことだったんですね。
林さんの大きな気持ちがあったからこそ今も年賀はがきは販売しているのでしょう。
2022年お年玉賞品
現金の他、電子マネーも選べるようになったなんて今の時代ですね。
手紙や切手を使わない方でも当たれば嬉しい
毎年のお正月に当選の確認をするのは子供のお仕事でした。
1等 | ・現金 30 万円
・選べる電子マネーギフト「EJOICA(イージョイカ)セレクトギフト」 31 万円分 ・2022 年発行特殊切手集と現金 20 万円のセット |
2等 | ふるさと小包など |
3等 | お年玉切手シート 63 円切手と 84 円切手のシール式切手シート(シールタイプ) |
当選日や引換期間
期間については下記の通りです。
当選したら忘れずに郵便局の窓口へ行きましょう。
持って行くときは、年賀葉書・切手のくじ番号部分を切り取らないように!!
くじ抽せん日 | 2023 年 1 月15日(日) |
賞品の引換期間 | 2023 年 1 月 16日(月)から同年 7 月 18 日(火)まで |
当選番号
1等 | 1 0 9 6 8 1 |
2等 | 6 4 1 7 |
3等 |
7 3
4 2
1 1
|
まとめ
毎年年賀状を書くのは大変だなぁ~と感じますが、
遠くの友達、年賀状だけのやり取りをしている友達の状況を確認できるのでやめられません。
来年届く年賀状は楽しみですね。