この切手が発売になると春だなぁ~と感じます。
そう!!今回は切手趣味週間!!
日本らしいデザインの切手です。
どんな切手か見てみましょう~
2022年4月発売の切手
4月は定番の『切手趣味週間』・『切手趣味週間(通常版切手帳)』の発売です。
最近の切手はシールタイプが多いですが、切手趣味週間はのりタイプ。
郵便局では1枚からの購入も可能なので記念切手で送りたい方にはいいですね。
切手趣味週間
切手趣味週間は、郵政記念日である 4 月 20 日を含む 1 週間を4月20日~4月26日までとしています。
1947(昭和 22)年に当時の逓信省が設定した「切手趣味の週間」をその始まりです。
郵便切手が持つ「美しさ」や「芸術性」といった文化的価値を一般の方々に広く認識していただくとともに、
切手収集の趣味の普及を図ることを目的としています。
発売日 | 2022年 4月20日(水) |
価格 | 84円・通常版切手帳1300円 |
種類 | のりタイプ |
販売場所 | ・全国の郵便局など ・「郵便局のネットショップ」 ・銀座郵便局での郵便振替による通信販売※通常版切手帳は一部郵便局のみの取扱いです |
デザイン84円切手(84円)
今回のデザインは、過去の切手趣味週間になった浮世絵から3つが選ばれ切手になりました。
喜多川歌麿「婦女人相十品 ポッピンを吹く娘」(東京国立博物館蔵)
女性の心理描写を描き出すことを得意とした歌麿が、遊びに夢中な、まだあどけなさを残した若い娘を描いた作品です。翻った振袖の流れるような描線と優しい色彩がかれんな少女の魅力を伝えています。
東洲斎写楽「市川鰕蔵の竹村定之進」(東京国立博物館蔵)
役者絵を得意とした写楽は、1794(寛政 6)年 5 月から約 10 か月の間に 140 余図の作品を描き、姿を消しました。この図は、最初に出版された 28 図のうちの 1 枚です。この時期を代表する役者市川鰕蔵のスケールの大きさが描き出されています。
鈴木春信「手鞠つき」(東京国立博物館蔵)
1年 12 か月の風俗を美人と子供の姿で各月 2 図を組み合わせて描いた 12 枚そろいのシリーズのうち、「正月」と題された図から「手鞠つき」の部分を切り出したものです。当初は羽根つきで遊ぶ娘を描いた図と組み合わされていました。
通常版切手帳(1300円)
切手趣味週間の切手帳は、切手1 シートを収めた見開きの切手ケースです。
ケース内側には解説(日本語、英語および中国語)を記載しています。
まとめ
シール切手ばかりで、のりタイプの切手を久しぶりの発売です。
自分で切って、水で貼って、とひと手間ありますが、これが手紙だよなって思うことがあります。