コロナの影響で、いろんなことに制限があります。
その中で、海外旅行もそのひとつ。
海外にいる、家族、友達など会ってお話をすることも難しくなっています。
リモートで会うことが出来ますが、もう一つ手紙での交流もすることが出来ます。
国際文通週間にちなむ郵便切手・国際文通週間(東海道五十三次)切手帳
世界の人たちとお手紙を通し、世界平和に貢献することを目的として、「国際文通週間にちなむ郵便切手」と、「国際文通週間(東海道五十三次)切手帳」が発売になります。
7円切手は、63円の差額分として、70円切手は、世界各国宛てのはがきの航空便の料金、
90 円、110 円および 130 円は日本から海外の各地帯宛ての手紙の航空便(定形)の最低料金額です。
ま た 、「 東 海 道 五 十 三 次 」 の 全 作 品 を 一 つ の シ ー ト に し た 、「国際文通週間(東海道五十三次)切手帳」が同時に発売です。
3 国際文通週間について
「国際文通週間」は、1957 年の第 14 回万国郵便大会議において、世界の人々が文通によって
文化の交流に努め、世界平和に貢献しようという趣旨で設定されたキャンペーンであり、期間
は万国郵便連合創設記念日である 10 月 9 日から 10 月 15 日までの 1 週間です。
日本では、その一環として、「国際文通週間にちなむ郵便切手」を 1958(昭和 33)年以降、
毎年発行しています。4 発行する郵便切手について
90 円、110 円、130 円に採用した「冨嶽三十六景」は、葛飾北斎(1760~1849 年)の代表作と
いうばかりでなく、日本の風景画を代表するものとして世界に知られています。
北斎は、シリーズ 46 枚に富士山の表情をさまざまに描き分けました。今回はその中から、
「常州牛堀」、「遠江山中」および「江戸日本橋」を取り上げています。
北斎は風景画のほかにも多くの作品を残しており、7 円と 70 円には「カナアリ芍薬」を
取り上げています。(すべて東京国立博物館蔵)5 発売する切手帳について
歌川広重(1797~1858)は、江戸時代後期の浮世絵師で、15 歳の時に歌川豊広に入門して
浮世絵界に入りました。その後、狩野派、南画などを学び、独自の情緒ある画趣を確立。
葛飾北斎と共に風景画の大家として、国内外にその名が知られています。
「東海道五十三次」は、江戸時代に整備された日本橋(東京)から三条大橋(京都)を結ぶ
東海道の起点、終点と 53 の宿場を題材として、歌川広重が描いた浮世絵版画です。今回の
切手帳では、「東海道五十三次」の全 55 作品(平木浮世絵美術館蔵)を 1 つのシートにしていま
す。
切手帳には日本語に加え、英語と中国語の解説文を入れています。
発売日 | 2020年 10月 9 日(金) |
価格 | 70円(7円切手×10)
700円(70円切手×10) 900円(90円切手×10) 1100円(110円切手×10) 1300円(130円切手×10) 国際文通週間(東海道五十三次)切手帳 5500円(70円切手×55枚) |
種類 | のりタイプ |
販売場所 | ・全国の郵便局など ・「郵便局のネットショップ」 ・銀座郵便局での郵便振替による通信販売 ※国際文通週間(東海道五十三次)切手帳の郵便振替による通信販売の申込中止 2020年9月14日更新 |
デザイン(7円切手)
葛飾北斎の「カナアリ芍薬」(東京国立博物館蔵)の作品です。
デザイン(70円切手)
葛飾北斎の「カナアリ芍薬」(東京国立博物館蔵)の作品です。
デザイン(90円)
葛飾北斎(1760~1849年)の代表作、「冨嶽三十六景」(東京国立博物館蔵)『常州牛堀』が切手になりました。
デザイン(110円)
葛飾北斎(1760~1849年)の代表作、「冨嶽三十六景」(東京国立博物館蔵)『遠江山中』が切手になりました。
デザイン(130円)
葛飾北斎(1760~1849年)の代表作、「冨嶽三十六景」(東京国立博物館蔵)『江戸日本橋』が切手になりました。
国際文通週間(東海道五十三次)切手帳のデザイン
「東海道五十三次」の全55作品を1つのシートにした、見開きの切手ケースです。
ケース内側には解説が記載されています。
日本語、英語、中国語で解説してあるので、海外の方でも切手の内容が分かります。
※「国際文通週間(東海道五十三次)切手帳」の郵便振替による通信販売の申込受付が中止になりました。
詳しくは下記リンクより確認お願いします。
販売品「国際文通週間(東海道五十三次)切手帳」の郵便振替による通信販売の申込受付の中止
まとめ
年一回この時期にしか発売されない特別な切手です。
日本ならではのデザインなので、海外の方はとても喜ばれると思います。